空飛ぶ車いすという活動

2016/06/20

こんにちは、SHCCの高井です。

いや〜今年もタイは暑いです。
中年真っ盛りの私も、この暑さで汗が出るわ出るわで、しきりに汗を拭き取っていると、ふと自分がまだ若かった頃、仕事帰りの親父から漂っていた加齢臭を、自分から感じる今日この頃です(苦笑)

さて、そんな暑い暑いタイにあるSHCCから、今日は皆さんに告知したい事があります。

それは今後ボランティア活動にSHCCとして参加しますという内容です。

簡単に言うと、日本の使わなくなった車椅子を、アジアの車椅子を必要としている方に届けるというボランティアのリレーとなります。

リレーというからには、何人かが参加して完結するのですが、

先ずは

車いす提供者（子供が成長してサイズが合わなくなったり、故障したので使わなくなった「車いす」を提供してくれます。）
修理ボランティア（工業高校生は、一度分解して部品の洗浄やタイヤ交換、錆び取りなどの整備と壊れた個所を修理し再度組み立てます．そして安全点検の後、アジアへの旅立ちを待ちます。）
輸送ボランティア（あらかじめ出発空港に送られている「車いす」を旅行出発日に引き取り、自分達の手荷物として運びます。）
受け取りボランティア（車椅子を対象国で受け取り、必要としている本人の元へ届けます。）

という４者の車椅子のリレーで完結し、この全体のボランティアリレーの手配、管理、諸費用の負担を担当する公益財団法人日本社会福祉弘済会が全体をコーディネートしております。

そこで、SHCCとして今後タイ向けに届いた車椅子を現地の当事者まで届けるお手伝いの正式な許可をいただき活動する事となりました。

皆さんも今後タイに来る事がある際は、是非日本の想いが詰まった車椅子というバトンリレーにご参加いただけたらと思います。